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平成１３年４月に新庄町笛吹(山麓線沿い)に地域活性化広場「みどりのおやゆび」をオープンさせていただきました。新庄町の浪漫あふれる史跡や神社お寺などをもっといろいろな人に楽しく知ってもらい、地域の活性化に役立てていきたいと考えております。「みどりのおやゆび」とはフランスの童話の現代を直訳したものです。以下にお話の内容を紹介します。
ある裕福な町の大金持ちの家にかわいい男の子チトがいました。チトは学校では授業についていけない子でした。しかし、チトには神様からすばらしい才能を与えられていました。それは彼のおやゆびが触れると、そこいらじゅうにある本来は芽が出ることなく消えていく植物の種が芽吹き始めるというものです。チトはいろいろなことを学習していく過程で、彼の両親の富は武器製造によるもので、町自体もその商売で潤っていることを知ります。チトは悲しくなってみどりのおやゆびで緑をはびこらせ、武器と工場を使い物にならなくしてしまうのです。そこで、彼の才能を町中の人が知ることとなるのですが、町の名士であるチトの両親は彼の気持ちをくみ取り、発想を転換させ、チトの能力を活かし、花と植物で町を再復興させるのです。
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